真鶴町国民健康保険診療所

〒259-0201 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴475-1
代表:0465-68-2191
地域医療振興協会

診療所からのお知らせ

管理者川﨑英司よりご挨拶

2019年4月1日

2018年度から当診療所にて勤務を開始し、2019年4月より診療所管理者を務めることとなりました。

真鶴町は現在、高齢化率が40%を超え、隣の湯河原町とあわせて神奈川県内で1,2位の高齢化した自治体であります。また、平成29年には、神奈川県で初の過疎地域に指定された自治体でもあります。高齢化とともに、医療への需要は高まる一方ですが、真鶴町の医療機関としては現在、当診療所と2つの個人医院があるのみであり、入院施設はありません。住民の皆様のかかりつけ医療機関として、当診療所に期待される役割はとても大きいものと自覚しております。

当診療所では、2名の常勤医と複数名の非常勤医により診療を行っております。常勤医の私川﨑と古田土は自治医科大学を卒業し、神奈川県からの派遣により、当診療所に勤務しています。自治医科大学は、へき地医療・地域医療の充実を目指して1972年に創立された医科大学です。私たちは自治医科大学卒業生として、地域医療に従事するために、専門の科の枠にとらわれず、科の垣根を超えた総合的な医療を提供することを学び、実践し、現在診療所に勤務しています。まずは、どのような疾患・症状でも相談していただいて構いません。必要に応じ他院の専門科に相談できるよう、地域連携にも力を入れております。小田原市立病院や国際医療福祉大学熱海病院、JCHO湯河原病院、湯河原胃腸病院など、多数の医療機関と連携し、住民の皆様に専門医療を提供できるような体制を整えています。

真鶴町では地域の高齢化に伴い、運動器疾患による問題が増加しています。真鶴町は半島を中心とした起伏のある土地ですので、運動能力の低下は特に生活の支障となります。そのため、運動器の問題を解決できるよう、2019年1月からは河野・杉田2名の作業療法士により、運動療法・リハビリテーションにもさらに力を入れてまいります。

もちろん、医療は高齢者のみならず、全ての世代にとって不可欠であります。次世代を担う子供たちが安心して暮らせるよう、小児医療の充実も課題として指摘をいただいておりました。

そこで、2019年4月からは、小田原市立病院の整形外科および小児科医師が非常勤にて勤務することとなりましたので、整形外科・小児科の専門的な診療を真鶴町で受けることができます。また、前管理者である濱田医師や、昨年度に診療支援を受けていた伊東市民病院の医師も非常勤で勤務し、それぞれの医師の得意分野を活かして診療体制を充実させていきます。

様々な理由により医療機関に通院することができない患者様には訪問診療、在宅医療を行っています。住み慣れた自宅でも点滴やカテーテル管理などの医療処置を受けることができます。末期がんなどの患者様の終末期医療にも対応します。

さらに、働き盛りの世代の方々が仕事をしながらも定期的な診療を受けやすくなるよう、2019年4月からはオンライン診療を開始しました。これからは、職場や自宅にいながらでも、インターネットを通して対面診察なしで処方箋を受けとることができます。会計も現金だけでなく、クレジットカードやスマホでの決済にも対応しています。

2019年5月、平成が終わり、新たな時代を迎えます。新時代に必要とされる医療機関となるべく、当診療所も町のニーズに合わせて変化していきます。住民の皆様の健康と生活を守り、安心して利用して頂ける診療所となれるよう、職員一同で取り組んでまいります。 

最後に、引き続き皆様の温かいご支援とご協力をお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。

外来診療受付

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 (診療開始時間 9:00~)
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