診療案内

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診療所の役割・診療

近年の医療現場では、診療所は外来中心、病院は入院中心として機能が分担されており、相互に連携をとることで診察・治療を円滑に行えるようにしています。
当診療所では、お子様からご高齢の方まで年齢を問わず、特に病気の初期治療や症状が安定して退院してからの継続的な治療、在宅患者の治療(訪問診療)を主として行う総合診療の体制を整えております。専門的な治療や検査、入院が必要な場合には、適切な病院を紹介し、これまでの経過や薬、検査情報等を記載した紹介状を作成し、病院にスムーズに引継げるよう対応しています。

総合診療とは…

昨年実施しました診療所アンケートにおいて、「小児科はありますか?」といった、特定の診療科の有無についての問い合わせが多くみられました。皆様に診療所が実施している『総合診療』について、ご説明いたします。
そもそも地域の診療所は、様々な疾患や外傷、年齢や性別を問わない対応が求められます。「ある疾患についてはスペシャリストですが、他の疾患や外傷は診れません」では、能力を発揮できる機会は限られたものになり、地域の医療は成り立ちません。一方で、どの領域でも対応でき、必要に応じて専門医と連携ができたらどうでしょう。
総合診療は、患者様の心身の健康面、家族関係、就労・経済状況などを多角的に診て治療にあたります。疾患だけでなくその背景である生活にも目を向けることで、再発を予防したり、より高い治療効果につなげていくことができます。
診療所では、赤ちゃんからご高齢の方、様々な疾患や外傷に対して、幅広く対応し、近隣の医療機関と必要に応じて連携をとり、皆様に安心して生活してもらえる医療環境づくりに力を入れております。

※ お産のみ対応できませんので、ご了承ください。